川崎で逃走中だった杉本裕太容疑者の身柄確保

今月７日、集団強姦や強盗などの疑いで逮捕され、川崎市の横浜地方検察庁川崎支部の取調室から逃走していた杉本容疑者と思われる男が、ついさきほど、横浜市泉区の公園近くの雑木林で身柄を確保された。
男を逮捕した神奈川県警察本部にると、本日午後０時４８分、警戒中の警察官が横浜市内の公園近くの雑木林で男が１人でいるところを発見し声をかけたところ、杉本容疑者であることを認めたので、その場で身柄を確保し、０時５６分に逮捕したそうだ。

杉本裕太容疑者（20）は、今月２日、別の男と共謀して川崎市麻生区の路上で女性を車に連れ込み乱暴したうえ現金１５万円を奪うなど、強盗や集団強姦などの容疑で今月６日に逮捕されていた。

翌日の７日午後２時過ぎ、川崎市川崎区にある横浜地方検察庁川崎支部６階の取調室では弁護士との接見がおこなわれていた。
取調室には検察事務官、５０代の男性巡査部長、弁護士、杉本容疑者の４人がいた。
取調中、検察事務官が所用のため取調室を出たため、取調室は男性巡査部長、弁護士、杉本容疑者の３人になった。
杉本容疑者が「腰縄が緩くなった」と訴えたため、男性巡査部長が腰縄を直すために壁際に立たせ、背後に回った瞬間、腰縄を下ろして施錠されていない取調室のドアから逃走。
階段をいっきに駆け降り、横浜地方検察庁川崎支部から出た後、赤信号の横断歩道を行き交う車の間を縫って逃走した。


杉本容疑者が身柄を確保された雑木林近くの公園は、横浜地方検察庁川崎支部から南西に２０キロ以上離れた場所だったというから驚き。
しかも、逃走した翌日の８日には全国に指名手配されてメディアでも取り上げられていたし、約４０００人態勢で捜査をしていた警察の目をかいくぐって移動したことになる。
公共交通機関も利用したのだろうか？

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